ハイカカオチョコレートが人気の理由と無糖ココアとの違いについて考えてみた。
ここ数年、カカオ含有率の高い「ハイカカオチョコレート」が人気を集めています。
ハイカカオが人気の理由はいくつかあります。
カカオ含有率が高い
ハイカカオチョコレートは、一般的なチョコレートよりもカカオの含有量が高く、ポリフェノールやフラボノイドといった抗酸化物質を豊富に含んでいます。
ポリフェノールとは植物に含まれている抗酸化力の強い物質です。
抗酸化作用とは活性酸素を抑制する働きがあり、老化防止にも期待できます。
ポリフェノールを豊富に含んでいる食品はワインや大豆イソフラボンなど様々ですが、ハイカカオも同様に豊富に含まれています。
カカオの含有率が高ければ高いほどポリフェノールの含有量が期待できるのです。
ビターな味わいで甘いのが苦手な人にも好評
ハイカカオはミルクチョコレートと比べると甘みが少ない大人の味わい。
普段、甘いお菓子やスイーツを口にしない人でも食べやすいのが魅力ですね。
口の中で溶けるハイカカオはブラックコーヒーとの相性にもピッタリで、体型コントロール中の間食にも人気が高い商品です。
ビターチョコレートよりもカカオの苦味がある為、ホロ苦のテイストを楽しめます。
苦いのが苦手な方はカカオ75%から始めているのも良いですよ。
市場に流通しているカカオ含有量は75~100%まで含有率が選べるのも嬉しい。
95~100%になると本当に苦いのでカレーなどの料理に使う方法が推奨されています。
健康ブームで需要が高まっている
ミルクチョコレートと比べるとハイカカオは糖質が低く、血糖値の上昇も防げます。
健康ブームで糖質制限が流行っていますが、ハイカカオチョコレートを日常に取り入れるだけでも糖質量をコントロールできます。
少しの運動前や朝食後に一口食べると脳が活性化し、1日を気持ちよく過ごせます。
高級なハイカカオ商品はギフトとしても喜ばれ、特別な場面にも人気があります。
ハイカカオと無糖ココアの違い
「甘くない」が共通しているハイカカオと無糖ココア。
「みればわかるよぉ」と言われそうですが、説明しろと言われると案外難しいこの2つ。
製造方法の違い
ハイカカオはカカオバターや砂糖、乳製品などの材料を使用して製造され、無糖ココアは純粋なカカオパウダーのみを使用し、砂糖や乳製品などの添加物が含まれていない事が多いです。
味わいの違い
ハイカカオチョコレートは一般的に苦味や濃厚な味わいがあります。
カカオの含有量が高く、甘さが控えめであり大人向けの味なのも特徴的。 一方、無糖ココアは純粋なカカオの風味を楽しむことができますが、一般的にはハイカカオチョコレートほどの苦味はありません。
とは言っても無糖のココアをお湯に溶かして飲んでも甘みが全くありません。
コーヒーやヨーグルトに入れると風味も増して美味しいですが、、。
栄養成分の違い
ハイカカオチョコレートはカカオの含有量が高いため、ポリフェノールやフラボノイドといった抗酸化物質が豊富に含まれているのに対し、無糖ココアは飲み物として使用される事が多くカカオの風味を楽しめます。
使用用途や目的が違いますね。
どちらも身体に良いのでミルクチョコレートを食べる代わりに無糖ココアやハイカカオチョコを食べるのもおすすめです。